演劇の話をしませんか?
編集長の園田です。この度BITE編集部による出張型イベント【BITEキャラバン】を開催することになりました。簡単に言えば「BITE編集部が出張する企画(←そのまんま)」です。小劇場演劇を積極的に支援する私達らしく、色々な演劇情報を、聞いたり、話したり、勧めたり、勧められたりしながら“演劇情報を介したコミュニケーション”を楽しみたいと考えています。普段演劇をご覧になる方や演劇関係者はもちろんのこと、演劇と縁遠い方のご来場も大歓迎です。日本では多種多様な演劇が日々上演されています。個性豊かな公演チラシを眺めるだけでも結構楽しいですよ。このイベントで大事にしているのは「演劇の話をすること」です。演劇に詳しい必要はありません。どうぞお気軽に遊びにいらして下さい。
[前回のこと]11月13日(火)に開催しました。はらぺこ満月 3品目『SHOKUPAN1』から、作・演出の星茉里さん、出演者の豊島晴香さん、吉見茉莉奈さんが来てくれました。というか同じ場所を使っているので、稽古終わりに話を聞きました。開演時刻が午前、午後、夜と3パターンあり、太陽の位置で光の注し方や室温が異なるため、ガラリと雰囲気が変わるという話が興味深かったです。この辺りにも星さんの創作意欲がうかがえます。ワワフラミンゴの北村恵さんは12月の新作『ハートのふゆ合戦』のチラシを持ってご来場。公演会場のイリヤプラスカフェ@カスタム倉庫2Fは、くすのき荘と少し似た温もりのある場所なのでは…? と勝手に思っていて、新作が楽しみなのは勿論のこと、まず会場へ足を運ぶことが楽しみです。出演者もワワフラとの相性バッチリの女優ばかり。そして、この日は茨城県古河市を拠点とするコント劇団・自己批判ショーの川辺健さん、こがにゃんこという古河市ご当地キャラクターの作者・小太刀御禄さんなど、古河市に縁のある人達が集まり、古河トークで盛り上がりました。コタツを囲んで古河トーク、ちょっと不思議で良い夜でした。
[簡単に趣旨説明]BITEは「場所」に憧れています。演劇人やお客様などが集い、情報交換や交流などが出来る場所で「最近観た面白い演劇の話」や「これから観る演劇の話」が出来たら良いなぁと。更に言えば、そこでチケットの売買なんかも出来たらもっと良いのに……と思っています。始めたばかりですので、まだまだ未知数の部分もありますが、ゆるやかな空間に、ゆるやかな気持ちで、遊びに来て頂けたら嬉しいです。皆様と一緒にキャラバンを充実させ、ある種の「観劇に関する中継地点」として発展させられたらと考えています。
[日時]11月27日(火)15時〜21時(※27日以降も月2回程度を目安に継続して開催予定)
[場所]くすのき荘 1階MOKUCHINロビー(〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-20-1)
[こんなことをやります]
- 『BITE』編集長の園田喬しがその場所にいます! ……なんて威張って言うことではないけれど、とにかく園田が常駐します。最近観た演劇の話をしたい方、お勧めの演劇情報を知りたい方、どうぞお気軽にいらして下さい。「これから観劇を始めたい」、「最近観劇にハマりつつある」という方も大歓迎! 話せることは何でもお話します。
- 次回公演の情報宣伝をお手伝いします。ご来場頂ければチラシ(30部程度)をお預かりすることも出来ますし、公演情報をSNS(Twitterアカウント @BITE_edit)で告知させて頂きます。公演情報だけでなくワークショップや人材募集などの告知も可。お預かりしたチラシは次回以降のBITEキャラバン開催時に興味を持たれたお客様へお渡しします。
- これから上演される園田お勧めの公演を厳選してご紹介します。
- 演劇雑誌『BITE』バックナンバーを販売します。
- その他、「キャラバンで出来そうな面白いコト」があれば、積極的にトライしていきたいです。どうぞご期待ください!
[お知らせ]毎回のんびりやらせて頂いているBITEキャラバンですが、半年ほど継続し、ほんの少しだけ慣れてきました。そこで、もし「私達の場所や空間でもBITEキャラバンをやって欲しい!」という方がいらっしゃいましたらBITE編集部までお声掛け下さい。この企画は「出張型」と銘打っていますので、行ける限り色々な場所へ出張してみたいと考えています。店舗、会議室、劇場、アトリエ、ちょっとした空間で開催可です。その際は、その場所が持つ特性や雰囲気とコラボしたアイディアを検討します。ご興味のある方は、一度キャラバンへお越し頂くか、当サイトの問い合わせフォームからご一報をお願いします。
投稿者プロフィール
- ○演劇ライター、編集者、演劇雑誌『BITE(バイト)』編集長。2005年より演劇専門誌『演劇ぶっく』の編集部員として国内現代演劇の最先端を取材。演劇ぶっく副編集長を経て、現在は演劇雑誌『BITE』を発行、マスメディアの取材対象になりにくい小劇場シーンを積極的に取り上げている。この他、演劇情報媒体での執筆や演劇関連事業に携わるなど、その活動範囲は多岐に渡る。年間観劇数は150〜200本程度。落語、散歩、文鳥が好き。