演劇の話をしませんか?
編集長の園田です。2018年の春から冬にかけて定期開催してきた、BITE編集部による出張型イベント【BITEキャラバン】を、2019年3月より再び開催することになりました! BITEキャラバンとは、簡単に言えば「BITE編集部が出張する企画(←そのまんま)」です。小劇場演劇を積極的に支援する私達らしく、色々な演劇情報を、聞いたり、話したり、勧めたり、勧められたりしながら“演劇情報を介したコミュニケーション”を楽しみたいと考えています。普段演劇をご覧になる方や演劇関係者はもちろんのこと、演劇と縁遠い方のご来場も大歓迎です。日本では多種多様な演劇が日々上演されています。個性豊かな公演チラシを眺めるだけでも結構楽しいですよ。このイベントで大事にしているのは「演劇の話をすること」です。演劇に詳しい必要はありません。どうぞお気軽に遊びにいらして下さい。
月18日(火)に開催しました。岳ノ蔵劇場の梅森友紘さんは、次回公演の告知ではなく「劇団の今後」について話してくれました。2017年に旗揚げした若手カンパニーで現在2作品を上演済みとのこと。あくまで園田目線ではありますが、公演チラシをチェックする際のポイントや、若手カンパニーに期待することなどをお話しました。公演制作者の加藤じゅんこさんは殺陣集団 雨燕(あまつばめ)の旗揚げ公演『蝶矢姫』(ちょうやひめ)の公演チラシを持って来てくれて、梅森さん達にアドバイスを送るなど、そのまま「今後」の話で盛り上がりました。この日のテーマは「街と演劇」でした。
そして、だんだん夏らしい気候になってきたので、次回の7月2日(火)はサマー仕様のBITEキャラバン・略してサマーキャラバンを開催します。と言いましても、基本的に普段と同じことをします。劇団の情報宣伝も受け付けますし、演劇の感想をお喋りに来てくれてもOK。ただこの日は、最初から飲みます! ただし園田のワンオペのため、来場者による持ち込み、又はこちらの買い出しで対応したいと思います。お酒が苦手な方にはソフトドリンクをご用意しますし、何かリクエストがあれば仰ってください。この会場は道路に面した半野外的な空間なので、夏期キャラバンはビアガーデンのノリで行きたいと思います!
[簡単に趣旨説明]BITEは「場所」に憧れています。演劇人やお客様などが集い、情報交換や交流などが出来る場所で「最近観た面白い演劇の話」や「これから観る演劇の話」が出来たら良いなぁと。更に言えば、そこでチケットの売買なんかも出来たらもっと良いのに……と思っています。まだまだ未知の可能性に溢れた(と前向きに捉えています・笑)ゆるやかな空間に、ゆるやかな気持ちで、遊びに来て頂けたら嬉しいです。皆様と一緒にキャラバンを充実させ、ある種の「観劇に関する中継地点」として発展させられたらと考えています。
[日時]7月2日(火)16時〜20時(※2日以降も月2回程度を目安に継続して開催予定)
[場所]くすのき荘 1階MOKUCHINロビー(〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-20-1)
[こんなことをやります]
- 『BITE』編集長の園田喬しがその場所にいます! ……なんて威張って言うことではないけれど、とにかく園田が常駐します。最近観た演劇の話をしたい方、お勧めの演劇情報を知りたい方、どうぞお気軽にいらして下さい。「これから観劇を始めたい」、「最近観劇にハマりつつある」という方も大歓迎! 話せることは何でもお話します。
- 次回公演の情報宣伝をお手伝いします。ご来場頂ければチラシ(30部程度)をお預かりすることも出来ますし、公演情報をSNS(Twitterアカウント @BITE_edit)で告知させて頂きます。公演情報だけでなくワークショップや人材募集などの告知も可。お預かりしたチラシは次回以降のBITEキャラバン開催時に興味を持たれたお客様へお渡しします。
- これから上演される園田お勧めの公演を厳選してご紹介します。
- 演劇雑誌『BITE』バックナンバーを販売します。
- その他、「キャラバンで出来そうな面白いコト」があれば、積極的にトライしていきたいです。どうぞご期待ください!
[お知らせ]毎回のんびりやらせて頂いているBITEキャラバンですが、2018年より定期開催して、ほんの少しだけ慣れてきました。そこで、もし「私達の場所や空間でもBITEキャラバンをやって欲しい!」という方がいらっしゃいましたらBITE編集部までお声掛け下さい。この企画は「出張型」と銘打っていますので、行ける限り色々な場所へ出張してみたいと考えています。店舗、会議室、劇場、アトリエ、ちょっとした空間で開催可です。その際は、その場所が持つ特性や雰囲気とコラボしたアイディアを検討します。ご興味のある方は、一度キャラバンへお越し頂くか、当サイトの問い合わせフォームからご一報をお願いします。
投稿者プロフィール
- ○演劇ライター、編集者、演劇雑誌『BITE(バイト)』編集長。2005年より演劇専門誌『演劇ぶっく』の編集部員として国内現代演劇の最先端を取材。演劇ぶっく副編集長を経て、現在は演劇雑誌『BITE』を発行、マスメディアの取材対象になりにくい小劇場シーンを積極的に取り上げている。この他、演劇情報媒体での執筆や演劇関連事業に携わるなど、その活動範囲は多岐に渡る。年間観劇数は150〜200本程度。落語、散歩、文鳥が好き。