演劇の話をしませんか?
編集長の園田です。この度BITE編集部による出張型イベント【BITEキャラバン】を開催することになりました。簡単に言えば「BITE編集部が出張する企画(←そのまんま)」です。小劇場演劇を積極的に支援する私達らしく、色々な演劇情報を、聞いたり、話したり、勧めたり、勧められたりしながら“演劇情報を介したコミュニケーション”を楽しみたいと考えています。普段演劇をご覧になる方や演劇関係者はもちろんのこと、演劇と縁遠い方のご来場も大歓迎です。日本では多種多様な演劇が日々上演されています。個性豊かな公演チラシを眺めるだけでも結構楽しいですよ。このイベントで大事にしているのは「演劇の話をすること」です。演劇に詳しい必要はありません。どうぞお気軽に遊びにいらして下さい。
[前回のこと]7月3日(火)に開催しました。On7(オンナナ)は稽古後に皆さん連れだって立ち寄って下さり、次回公演に関することやOn7公演の創作風景などを語ってくれました。BITEでも取材している『その頬、熱線に焼かれ』初演は2015年。あれから3年も経っていると僕自身まるで思えず、上演する意義を失わない作品だと思っているので、次の再演も期待しています。sekaire:cordからは、主宰の遊貴まひろさんと次回作に出演する俳優3名が来てくれました。バストリオの橋本和加子さんはsekaire:cordに出演する前にバストリオの公演があると知り、共にチラシをお預かりしたり。初演の上演前に作品について聞く話と、上演後に聞く話ではかなり趣が異なります。当然と言えば当然かもしれませんが、でも、それぞれに「聞く楽しみ」がある。前者は想像する楽しみ、後者は解釈する楽しみ、というのが基本かもしれませんが、必ずしもそれだけではありません。いずれにしても、作品や団体への興味が増すことは、嬉しいことだし、有り難いことだなぁと、僕は思います。
[簡単に趣旨説明]BITEは「場所」に憧れています。演劇人やお客様などが集い、情報交換や交流などが出来る場所で「最近観た面白い演劇の話」や「これから観る演劇の話」が出来たら良いなぁと。更に言えば、そこでチケットの売買なんかも出来たらもっと良いのに……と思っています。始めたばかりですので、まだまだ未知数の部分もありますが、ゆるやかな空間に、ゆるやかな気持ちで、遊びに来て頂けたら嬉しいです。皆様と一緒にキャラバンを充実させ、ある種の「観劇に関する中継地点」として発展させられたらと考えています。
[日時]7月17日(火)15時〜21時(※17日以降も月2回程度を目安に継続して開催予定)
[場所]くすのき荘 1階MOKUCHINロビー(〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-20-1)
[こんなことをやります]
- 『BITE』編集長の園田喬しがその場所にいます! ……なんて威張って言うことではないけれど、とにかく園田が常駐します。最近観た演劇の話をしたい方、お勧めの演劇情報を知りたい方、どうぞお気軽にいらして下さい。「これから観劇を始めたい」、「最近観劇にハマりつつある」という方も大歓迎! 話せることは何でもお話します。
- 次回公演の情報宣伝をお手伝いします。ご来場頂ければチラシ(30部程度)をお預かりすることも出来ますし、公演情報をSNS(Twitterアカウント @BITE_edit)で告知させて頂きます。公演情報だけでなくワークショップや人材募集などの告知も可。お預かりしたチラシは次回以降のBITEキャラバン開催時に興味を持たれたお客様へお渡しします。
- これから上演される園田お勧めの公演を厳選してご紹介します。
- 演劇雑誌『BITE』バックナンバーを販売します。
- 東京もだいぶ暑くなってきたので、キャラバンをやりつつビール飲んだりもイイかなぁ、なんて考えています(僕は開催時間中には飲まないと思います。終了後は飲むかも)。演劇の話をツマミに一杯飲みたい方はお声掛けください。
- その他、「キャラバンで出来そうな面白いコト」があれば、積極的にトライしていきたいです。どうぞご期待ください!
投稿者プロフィール
- ○演劇ライター、編集者、演劇雑誌『BITE(バイト)』編集長。2005年より演劇専門誌『演劇ぶっく』の編集部員として国内現代演劇の最先端を取材。演劇ぶっく副編集長を経て、現在は演劇雑誌『BITE』を発行、マスメディアの取材対象になりにくい小劇場シーンを積極的に取り上げている。この他、演劇情報媒体での執筆や演劇関連事業に携わるなど、その活動範囲は多岐に渡る。年間観劇数は150〜200本程度。落語、散歩、文鳥が好き。