演劇の話をしませんか?
編集長の園田です。この度BITE編集部による出張型イベント【BITEキャラバン】を開催することになりました。簡単に言えば「BITE編集部が出張する企画(←そのまんま)」です。小劇場演劇を積極的に支援する私達らしく、色々な演劇情報を、聞いたり、話したり、勧めたり、勧められたりしながら“演劇情報を介したコミュニケーション”を楽しみたいと考えています。普段演劇をご覧になる方や演劇関係者はもちろんのこと、演劇と縁遠い方のご来場も大歓迎です。日本では多種多様な演劇が日々上演されています。個性豊かな公演チラシを眺めるだけでも結構楽しいですよ。このイベントで大事にしているのは「演劇の話をすること」です。演劇に詳しい必要はありません。どうぞお気軽に遊びにいらして下さい。
[前回のこと]6月19日(火)に開催しました。この日の来場者はバラエティに富んでおり、演劇ライター志望の大学生や、園田が別件で打ち合わせをしたかった演劇人、同業者的ポジションの友人、飛び込みで来てくれたBITEスタッフなど、賑やかで楽しい1日でした。劇団壱劇屋の座長・大熊隆太郎さんは前日早朝に起きた地震を体験され、翌日に予定していた東京公演のプロモーションの折に、キャラバンに立ち寄ってくれました。白状すると、余震などの可能性も含め、僕はこの日にキャラバンを開催することを少し躊躇ったのですが、大熊さんが立ち寄って下さったことで貴重なお話を聞く機会に恵まれ、少しホッとしたような心持ちになりました。また、劇団青☆組から大西玲子さんと土屋杏文さんが来て下さり、お二人の柔らかくて丁寧な立ち振る舞いは、青☆組作品から感じ取れる雰囲気そのもので「直接会う」ことの重要性&面白さを改めて感じました。演劇は正に、直接会う行為に他ならないので。
[簡単に趣旨説明]BITEは「場所」に憧れています。演劇人やお客様などが集い、情報交換や交流などが出来る場所で「最近観た面白い演劇の話」や「これから観る演劇の話」が出来たら良いなぁと。更に言えば、そこでチケットの売買なんかも出来たらもっと良いのに……と思っています。始めたばかりですので、まだまだ未知数の部分もありますが、ゆるやかな空間に、ゆるやかな気持ちで、遊びに来て頂けたら嬉しいです。皆様と一緒にキャラバンを充実させ、ある種の「観劇に関する中継地点」として発展させられたらと考えています。
[日時]7月3日(火)15時〜21時(※3日以降も月2回程度を目安に継続して開催予定)
[場所]くすのき荘 1階MOKUCHINロビー(〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-20-1)
[こんなことをやります]
- 『BITE』編集長の園田喬しがその場所にいます! ……なんて威張って言うことではないけれど、とにかく園田が常駐します。最近観た演劇の話をしたい方、お勧めの演劇情報を知りたい方、どうぞお気軽にいらして下さい。「これから観劇を始めたい」、「最近観劇にハマりつつある」という方も大歓迎! 話せることは何でもお話します。
- 次回公演の情報宣伝をお手伝いします。ご来場頂ければチラシ(30部程度)をお預かりすることも出来ますし、公演情報をSNS(Twitterアカウント @BITE_edit)で告知させて頂きます。公演情報だけでなくワークショップや人材募集などの告知も可。お預かりしたチラシは次回以降のBITEキャラバン開催時に興味を持たれたお客様へお渡しします。
- これから上演される園田お勧めの公演を厳選してご紹介します。
- 演劇雑誌『BITE』バックナンバーを販売します。
- 東京もだいぶ暑くなってきたので、キャラバンをやりつつビール飲んだりもイイかなぁ、なんて考えています(僕は開催時間中には飲まないと思います。終了後は飲むかも)。演劇の話をツマミに一杯飲みたい方はお声掛けください。
- その他、「キャラバンで出来そうな面白いコト」があれば、積極的にトライしていきたいです。どうぞご期待ください!
投稿者プロフィール
- ○演劇ライター、編集者、演劇雑誌『BITE(バイト)』編集長。2005年より演劇専門誌『演劇ぶっく』の編集部員として国内現代演劇の最先端を取材。演劇ぶっく副編集長を経て、現在は演劇雑誌『BITE』を発行、マスメディアの取材対象になりにくい小劇場シーンを積極的に取り上げている。この他、演劇情報媒体での執筆や演劇関連事業に携わるなど、その活動範囲は多岐に渡る。年間観劇数は150〜200本程度。落語、散歩、文鳥が好き。