左から、川村浩司(撮影)、荻野美和(脚本・演出・出演)、金澤奈生子(出演)

1.QSC6授賞式を終えて、今の気持ちを一言。

荻野 私は大満足です。

金澤 本当に満足。

荻野 若い皆さんに「こんな作品もあるよ」とチンドン屋的な役割を果たせたことが一番良かったと思っています。そのうえ鴻上さんがあんな風に言ってくれて(※『夢の妖精』は審査員の鴻上尚史氏の第1位に選定された)すごく嬉しかったです。

金澤 ありがとうございます。とても嬉しいです!

2.改めて「今作の見どころ」をアピールして下さい。

荻野 見どころは、暑苦しさと、うざくて気持ちが悪いけど何故か爽快になるような、ちょっと新しい感じの爽快感……が、あったらいいなと(笑)、そんなところです。

3.QSC6に参加して受けた「刺激」があれば教えて下さい。

荻野 刺激はすごくありました。これまで考えもしなかったアイディアが沢山出て、例えばカメラマンにBluetoothのスピーカーを括りつけたり、スタジオの割り方を工夫したり、普段は考えもしないことに挑戦しました。やれば出来るものだと分かって勉強になりましたし、すごく楽しく参加させて頂きました。

4.今後の抱負、もしくは次回活動予定について。

荻野 コマエンジェルは、結婚をしたり子供を産んだ人たちが参加しやすい団体として立ち上げました。子供を産んでから色々と我慢をしている人たち、ダンスを習いたいけど習えない、お芝居をやっていたけれど辞めざるを得なくなってしまった、そういう人たちのストレス発散の場として活動出来たらと考えています。今後の活動としては、イベント出演や公演だけでなく、こういう面白そうなことにも積極的に飛びついて、自分たちが楽しみながら活動出来たらと思っています。

ノミネート作品『夢の妖精』